診療科目
歯周病治療

歯周病、又は歯槽膿漏(しそうのうろう)って、聞いたことありますか?
歯磨きの時に歯ブラシに血がついていたりすることはありませんか?
それはもしかしたら歯周病かもしれません
歯肉から出血したり、歯が揺れ始めているなら、歯周病が悪化している可能性は高いといえるでしょう。「20代・30代の自分がまさか歯周病になっているなんて」と思っている方は多いと思います。しかし成人の80%は歯周病に罹患(りかん)しているとも言われています。
- ブラッシング指導…歯磨きのやり方
「いまさら歯磨きを習っても」と思うかもしれません。しかし、間違ったブラッシング又はブラッシング不足によって歯周病になってしまったと言っても過言ではありません。
もしブラッシングが間違っていたら、どんなに歯周病の治療を行って改善してもすぐにプラークや歯石がついて、元の状態に戻ってしまいます。 - スケーリング…歯石除去
主に見えるところについている歯石の除去です。この歯石は唾液成分由来で、色は白から黄色です。初期の歯周病ではブラッシングとスケーリングで改善していきます。
- ルートプレーニング
歯と歯肉の境目の歯周ポケットの深くて見えないところにある歯石の除去と歯石がついたことによってザラザラになった歯の根の表面をつるつるに磨いていきます。
この場合の歯石は炎症によって出血した血液成分由来で色は黒色をしています。
この歯石の毒素は大変強いです。 - 1.2.3.を行っても改善が困難な場合
1,2,3を行っても改善が困難な場合は外科処置を行います。
悪くなってしまった歯肉を切って、肉芽という炎症を起こしている悪い組織を徹底的に除去して改善を図ります。場合によっては外科処置を行う際、人工骨を入れたり特殊な材料を用いて骨の再生を促すこともあります。
症例 | 全部の歯が歯周病で、歯周病治療 |
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J.S様 49歳会社員 |

全部の歯が歯周病で出血していました。全体的に歯と歯肉の境目の歯肉が赤くなっているのがおわかりになりますか?歯周病治療、右下の歯の無いところにはインプラント治療を行い、出血もなくなりました。
症例 | 全部の歯が歯周病で、歯周病治療 |
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Y.K様 58歳 会社役員 |

上顎は歯周病により全て抜歯となり、7本のインプラントを埋入。下顎は歯周病治療によりほとんどの歯を残すことができましたが、右下だけは2本のインプラントを埋入しセラミックの歯をかぶせました。
症例 | 全部の歯が歯周病で、歯周病治療 |
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K.U様 53歳 公務員 |

この前歯4本は抜歯になりました。保険の範囲内で行い、大きなブリッジが全体に入りました。前歯の上の部分が不自然に見えますが、唇が被れば全くわかりません。
