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歯周病とは

歯周病とは怖い病気です。
歯周病の初期では症状はほとんどありません。出血もそれほど目立たず、歯が揺れる事もありません。自覚症状がないことが多いのです。
歯石が歯についていることから歯肉に炎症が起こり、多少の出血や腫れがあるのがこの段階です。
初期の段階で治療を行えば炎症も消失し、出血も止まり、腫れも引いて歯周組織は元通りに治癒する可能性が高いのですが、この時期を逃してしまうと治療はだんだん難しくなっていきます。

歯周病とは
歯周病は中期に入ると…
歯槽骨(しそうこつ)が徐々に溶け始め、出血も多くなり、疲れた時には腫れて痛みが出たり、だんだん自覚症状が出てきます。

一度失った歯は二度と元には戻りません(その時の骨の形態や特殊な治療法によって骨を再生できることもあります)。末期には更に骨が溶け、歯がかなり揺れ始め、歯磨きのたびに出血し噛むと痛いなどの症状が出てきます。

この段階で歯を残すことは難しく、治療としては歯を抜く可能性が高くなります。
何の治療も同じですが、病気は早期発見、早期治療が最も大切です。
早期の治療こそが病状改善の近道です。




歯周病は、虫歯治療と違い改善させる過程は生活環境によって左右されます。
喫煙、飲酒、栄養不足、寝不足など、免疫力を低下させる生活をしているとあまり良い結果は得られません。最近では歯周病菌が心臓疾患、呼吸器疾患、低出生体重児の原因といわれています。
お口は体に通じる入口であり入口の菌をそのまま飲み込んで体中を回ります。
口を通じて子どもや家族、恋人に感染します。同じスプーンで赤ちゃんにも感染します。

最近痛いということもなく、虫歯もないので歯科医院に行っていない。
ここ数年、歯石を取っていない。最近口臭が気になるという方は、久しぶりに検診、歯石の除去のために歯科医院で受診されることをお勧めします。
虫歯が一本もなく歯周病がかなり進行している患者様はとても多いです。


出血の原因が歯周病ではなく癌や白血病だったというケースも稀にあります。
歯周病が極度に進行していた患者様で癌になっていたこともありました。
気になる方はどうぞお気軽にご相談ください。
なにしろ、歯周病はある程度進行しないと自覚症状が出ないのですから・・・。



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